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- 原産国と歴史
- ゴールデンレトリバーの原産国はイギリスで、19世紀後半にスコットランドで生まれた鳥猟犬とされていますが、詳細については不明な点が多い犬種です。スコットランドの領主であるツィードマウスが1865年に購入したウェービーコーテッド・レトリバーから生まれた黄色の子犬が祖先であると言われています。
- 性格
- 忠誠心が強く記憶力にも優れ、飼い主に与えられた複雑な仕事も従順にこなします。活発で子どもと遊ぶのが大好きで、人なつこく、やさしく穏やかでもあります。
- 身体のサイズ
- 社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)の犬種標準では、体高がオスで56~61cm、メスで51~56cmとされています。
- 特徴
- 豊かな長い被毛は、ゴールデンレトリバーの大きな魅力です。厳しい環境での作業にも耐えられるよう、密で長く、熱や温度を逃さない構造になっていて、下毛(アンダーコート)も密で耐水性があります。毛色は「ゴールド」または「クリーム」です。
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ゴールデンレトリバー(成犬〜高齢犬)の栄養バランス
気をつけてあげたい食事のポイント

ゴールデンレトリバーに
お勧めの食事
- ●皮膚への配慮
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ゴールデンレトリバーは、被毛が密で皮膚がムレやすい犬種であり、ホットスポット(化膿性創傷性皮膚炎)をはじめとした、皮膚のトラブルが多い犬種のひとつだと言われています。ゴールデンレトリバーの健康管理を考えると、皮膚の代謝やバリア機能に必要なビタミンやアミノ酸など、皮膚に必要な栄養を食事によって十分に与えることが必要です。

- ●心臓の健康維持に配慮
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大型犬では拡張型心筋症という心臓の病気がみられることがあります。心臓の健康維持のために、タウリンやL-カルニチン、EPA・DHA、抗酸化成分などの栄養素が欠かせません。

- ●理想的な体重を維持するために
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ゴールデンレトリバーは太りやすい犬種です。肥満は身体にさまざまな悪影響を与え、心臓にも負担をかけてしまいます。ゴールデンレトリバーが健康で過ごすために、代謝エネルギーやタンパク質などが最適なバランスで摂取できる食事を与えるようにしましょう。
●栄養素についてもっと詳しく学びたい方は

