栄養成分名

ポリフェノール

分類:その他

基本情報/一般的な供給源

  • ●植物の苦味、渋味、色素の成分となる。分子内に複数のフェノール性-OH基を持つため、ポリ(=たくさんの)フェノールと呼ばれる。
  • ●主要な抗酸化成分の一群を形成し、細胞膜やDNAを保護してがんの原因となる変異を防ぐ。
  • ●供給源は緑茶やブドウ等さまざまであり、8000種類以上のポリフェノールが同定されている。

体内での働き

【抗酸化作用】

  • 抗酸化成分として大きな役割を持ち、酸化ストレスの有害な影響をおさえる。
  • ●犬やヒトで、主たる抗酸化活性(Serafini 1994)および歯周病の原因となる細菌の成長抑制が認められている(Isogai 1992, 1995, Sakanaka 2004)。
  • ●また、ポリフェノールのなかには、一酸化窒素の生成を促し、血管の平滑筋を弛緩させる働きをするため腎臓病や心臓病にも効果が期待できるものもある。人では心臓病や腫瘍の抑制効果に関する報告があり(Waterhouse 1994)、血中脂肪低下作用も知られている。

フードにおいて期待される役割

【抗酸化作用】

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