炭水化物(食物繊維)

炭水化物はデンプンと食物繊維に分けられる。
食物繊維のより詳しい説明はコチラ

炭水化物とは

その名の通り、炭素と水(水素+酸素)が結びついた形の有機化合物である。ブドウ糖などの単糖類が鎖状か網目状に繫がっている。一つだけのものを「単糖類」、二つ繫がったものを「二糖類」、多数繫がったものを「多糖類」と呼ぶ。

炭水化物の消化と吸収

炭水化物は動物が消化できる「デンプン」と消化できない「食物繊維」に分けられる。デンプンは小腸で、消化酵素により単糖類(ブドウ糖)まで分解されて体内に吸収される。犬や猫は人間と比べて、この消化酵素が少なく、成長期の前半では特にデンプンの消化は苦手である。

食物繊維は動物の持つ消化酵素では分解されないため、そのまま便として体外へ排出されるか、腸内細菌の栄養源となる。➡ 食物繊維

食物繊維は動物が持つ消化酵素では分解できない。
また、デンプンを低減し、複数の食物繊維を組み合わせることで、血糖値の急激な上昇を抑えることができる。

炭水化物の供給源

ペットフードに使われる炭水化物の原材料

デンプンの栄養素としての役割

デンプンはブドウ糖まで分解されて体内に吸収された後、血糖=血液中のブドウ糖として体内を循環する。

体内では

  • ●直接エネルギー源として利用される。
  • ●体脂肪として脂肪組織に蓄積される。
  • ●グリコーゲンとして肝臓に蓄えられる。

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