ラブラドールレトリバー Labrador Retriever

ラブラドールレトリバー

歴史

カナダのニューファンドランドに由来。ラブラドール地方の猟師に飼われ、漁網から逃げた魚を冷たい海に飛び込み、上手に泳ぎ回収(Retrieve=レトリーブ)していました。その仕事ぶりを見たイギリス人が、17世紀にイギリスへ持ち込んだといわれています。

性格

活動的で疲れを知らず、飼い主と遊んだり、運動することが大好き。視覚や認識能力が高く、熱心で忍耐強い性格は、盲導犬などの補助犬や麻薬捜査犬に理想的です。生き生きとしていて、忍耐強いラブラドールレトリバーは、生まれながらの使役犬として、身体的、精神的素質を兼ね備えています。利口でバランス感覚に優れ、従順な性格は子供のいる家庭での生活にも向いています。温和で親しみやすい性格のため、番犬やガードドッグにはあまり向いていません。

特徴

変形性骨関節症の進行 被毛の構造 ラブラドールレトリバーは冷たい水の中でも作業ができるよう、カロリー要求量が高く、食欲が旺盛。骨太でがっしりとした肉付きのよい体型が特徴です。同じくらいの体重の他の犬種と比べると、体脂肪率が高く、多くの筋肉と脂肪で構成されています。毛色はブラック、イエロー、チョコレートなど全身単色が基本です。
ラブラドールレトリバーの被毛は丈夫で短く密集して生えていて、冷たい水の中でも体温が逃げるのを防ぎ、体を守る役目を果たします。また、藪や茂みの中を潜り抜けて獲物を回収する時に、草や小枝による引っかき傷などから皮膚を保護します。皮脂は、他の犬種と比べると多く、プードルとの比較では約4.6倍(2000年 Dunstan)、被毛に水鳥の羽のような撥水性を与えて、皮膚の表面を覆い、(2001年  Kwochka、1989年 Mcewan Jenkinson)水から上がってもすぐに乾きます(2003年 Weber)。
力強く熱心で、アスリートのようなラブラドールは、飼い主との散歩にも全力を尽くします。そのため関節に負担がかかりやすく、軟骨が徐々にダメージを受け、高齢になるとともに変形性関節症を発症する例が少なくありません。クッションの働きをする軟骨は、関節が動くときの摩擦で徐々に磨耗していきます。関節への負担を軽減するためには、理想体重を維持することが必要です。

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