ゴールデンレトリバー Golden Retriever

ゴールデンレトリバー

歴史

19世紀後半のスコットランドが起源。銃で撃ち落した獲物を回収(Retrieve=レトリーブ)してくる仕事をしていました。スコットランドの領主であるツィードマウス卿が、スコットランドの厳しい環境でもさらに活躍できるように選択交配を重ね作り出しました。

性格

活発でアクティブな半面、人なつっこく、優しく穏やかで、子供と遊ぶのが大好き。記憶力にも優れ、忠誠心も強く、飼い主に与えられた仕事を確実にこなします。

特徴

舐めたり引っかいたりする事による自傷性の原因で、被毛の色が変わることがあります 拡張型心筋症(DCM)のため、心臓が肥大しているゴールデンレトリバーの胸部レントゲン ゴールデンレトリバーの美しく輝く被毛は、厳しい環境の中での作業にも耐えられるよう、長く濃密で熱や温度を逃さない構造になっています。高温多湿の日本では、皮膚に関するトラブルに注意が必要です。よく報告されるゴールデンレトリバーの皮膚のトラブルは、急性の細菌・真菌感染、皮膚嚢胞、乾燥による皮膚炎、脂漏(皮脂の過剰分泌)、毛色の異常、粘膜部分の色素沈着、または脱落、ストレスなどによる自傷性の皮膚障害などがあります。放っておくと悪化することもあり、様々な病気の症状として現れるのもあるので注意しましょう。
ゴールデンレトリバーはホットスポット(化膿性創傷性皮膚炎)の発症率が高いことも特徴のひとつです。ホットスポットは自傷性の皮膚障害を起こした部分に細菌などが2次感染した時に起こります。被毛が多く、体表部に熱がこもりやすいために細菌の繁殖が起こりやすいようです。3頭に1頭の割合で一生に1度は発生する、また4歳以上の雄犬では特に発症率が高いと言う報告があります(1999年 Glickman et al)。
大型犬のなかでも、心機能にトラブルが多く見られ、約15%のゴールデンレトリバーが生涯で1回は心臓疾患にかかるという報告があります(1999年  Glickman et al)。特に拡張型心筋症(DCM)の発生率は約2.1%となっていて、ゴールデンレトリバーの場合約80%は8~13歳齢で発症します。心臓の筋肉が薄くなり、十分な血液ポンプとしての機能が働かずに起こるトラブルです。発症の原因は、はっきり解っていませんが、遺伝的な要因が可能性としてあげられています。

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