栄養成分名

カリウム(K)

分類:主要必須ミネラル

基本情報/一般的な供給源

  • ●細胞内に最も多く見られる、陽イオンである。
  • ●野菜、肉類、魚および卵などに広く含まれる。鉱物塩としては、重炭酸カリウム、塩化カリウムおよび硫酸カリウムなどが用いられる。

体内での働き

  • ●細胞が正常に機能するために不可欠なミネラルであり、ナトリウムとともに酸塩基平衡を保つ上で重要なはたらきをしている。
  • ●神経刺激の伝達やエネルギー代謝に重要な役割を果たしている。心機能においても大きな働きをする。

フードにおいて期待される役割

腎臓のサポート】

  • ●カリウムの喪失が増加し、欠乏することがあるため食事からの補給を行なう。

心臓のサポート】

  • ●投薬の種類や量により、低カリウムあるいは高カリウム血症になることがあるため食事による摂取量の調節が必要となる場合がある。

【肝性脳症】

  • ●低カリウム血症が主要な増悪因子となる(Center 1998)ため、食事には十分なカリウムを含む必要がある。

過剰/欠乏

【欠乏】

  • ●欠乏することは稀だが、下痢が続く場合は多量のカリウムが失われる。また、疾病に伴う食欲低下により、食事の摂取量が不十分な場合に低カリウム血症となることがある。
  • ●子犬で情動不安および筋麻痺が報告されている。

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