• トップ
  • ビタミンD(カルシフェロール)

栄養成分名

ビタミンD(カルシフェロール)

分類:ビタミン(脂溶性ビタミン)

基本情報/一般的な供給源

  • カルシウムリンの代謝を調節するうえで重要な役割を果たす栄養素である。
  • ●イワシやマグロなどの脂肪分の多い魚およびレバーに多く含まれ、肉類や野菜にはほとんど含まれていない。
  • ●ヒトおよび草食動物は、紫外線を浴びることによりビタミンDを生合成することができるが、犬や猫ではこのプロセスを欠くため、食事からビタミンDを補給する必要がある。

体内での働きとフードにおいて期待される役割

  • 肝臓および腎臓で代謝を受けて活性化し、生体で利用が可能となる。
  • ●腸管における、カルシウムおよびリンの吸収を促進し、尿中への排泄を減少させる。また、骨から血中へカルシウムの放出を促進し、血中のカルシウム濃度を高める。

過剰/欠乏

【過剰】

  • ●犬:骨代謝および骨化が阻害され、過度の骨石灰化が起こる。猫では、軟組織へのミネラル沈着、高カルシウム血症、沈うつ、嘔吐および嗜眠を招く。
  • ●ビタミンD過剰摂取の影響は、子犬(特に大型犬)および子猫において最も顕著であり、骨異常および軟組織への石灰沈着が起こる。

【欠乏】

  • ●くる病(犬および猫では稀)、体重減少および骨軟化症による関節および筋肉の痛み、骨折。

ロイヤルカナンの製品はこちら

更新情報

更新情報一覧

はじめて⽝や猫を家族として迎える⼈も、⻑年⼀緒に暮らしている⼈も、知っているようで意外と知らないことの多い⽝や猫の健康に関する知識。
健康で⻑⽣きできるように、飼い主として責任を持つべきこと、気をつけたいことを、⼤切な愛⽝、愛猫のために考えてみましょう。

ご注意
本サイトの記載内容に関するお問合せ、ならびに参考⽂献等の資料のご請求は承っておりません。予めご了承ください。