栄養成分名

セレン(Se)

分類:微量必須ミネラル

基本情報/一般的な供給源

  • ●動物体内に広く分布しているが、いずれの器官、組織においても含有量はごく微量である。
  • ●無機鉱物塩および魚に含まれる。肉、レバーなどには低濃度で含まれる。

体内での働きとフードにおいて期待される役割

【抗酸化作用】

  • ビタミンEと協調して活動する抗酸化成分。筋肉細胞をはじめとする細胞膜を保護し、活性酸素による細胞損傷を抑制する上で非常に重要な役割を果たしている。
  • ● 免疫反応において補助的な役割を担っている。

【腫瘍/免疫】

  • ●ヒトではセレンの血清濃度が高いほど、皮膚、肺、前立腺などに生じる癌の発生率が低くなることが報告されている(Duffield-Lillico 2003)が、犬・猫での報告は見つからない。

過剰/欠乏

【過剰】

  • ●食欲廃絶、体重増加抑制。魚を多く含む食事でセレンの過剰が起こる可能性がある。

【欠乏】

  • ●食欲廃絶、沈うつ、呼吸困難および昏睡。

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