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健康診断を受けましょう!①なぜ必要なの?

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前回まで、さまざまな病気のサインについてお話ししてきましたが、いくつかの病気は、飼い主さんではなかなか気づくことが難しいものでした。 このような病気をなるべく早く見つけるためにも、健康診断はとても重要です。なぜなら、健康診断は“病気のサインがまだない段階で行く”ことにこそ、意味があるからです。

そこで、今回から健康診断についてお話ししたいと思います。みなさんは、健康診断には、大きく2つの目的があるのをご存知でしょうか。

健康診断の目的

【①健康状態を把握する】

健康診断のひとつ目の目的は、今の健康状態を正しく把握し、これから先も元気に過ごすための指導をしてもらうことです。
ワンちゃん・ネコちゃんの年齢や品種・健康状態によって、生活の中で注意するポイントや食事で必要な栄養バランスは異なるため、獣医師に生活のアドバイスをもらうと良いでしょう。
特に最近は、肥満のペットが増加傾向にあると言われています。飼主さんにはワンちゃん・ネコちゃんの体重が適正かどうかは分かりにくいので、獣医師に体重をチェックしてもらいましょう。適正体重を保つことは、病気のリスクを減らし、より長く健康でいられることにもつながります。

【②病気を早期に発見する】

ふたつ目の目的は、病気をより早く発見し、可能なかぎり早く対策をすることです。
特に高齢期に多い、心臓病や腎臓病、腫瘍などの病気は、初期には明らかなサインが見られず、多くの飼主さんが異変に気づきません。そのため症状が進んでから動物病院で診断され、「もう少し早ければ」と悔やまれるケースも少なくありません。しかし、それらの病気も健康診断で早期にサインを見つけて対策をすることで、治癒が可能な場合もあります。また治すことが難しくても、進行を緩やかにしたり、痛みをやわらげてあげたりすることができます。

【早期発見・早期治療することで…】

  • ■治療による体への負担やコストが低くすむ、完治する可能性が高まる
    例:腫瘍、歯周病
  • ■病気の進行を緩やかにしたり、症状を楽にしたりできる
    例:腎臓病、心臓病

つまり、動物病院は具合が悪くなった時にだけ行く所ではなく、健康を維持するために定期的に健康状態をチェックしてもらえる場所でもあるということです。
また、健康診断の結果が記録として残っていれば、いざ具合が悪くなったときの診断の際に有用な手掛かりとなります。ぜひ、定期的に健康診断を受けることをお勧めします。

次回は、健康診断を受けるタイミングと頻度について、お話ししたいと思います。

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