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スキンケア②皮膚の健康に欠かせない“バリア機能”とは

カテゴリー:
  • 皮膚と被毛

【皮膚のバリア機能とは?】

皮膚の表面には「角質層」と呼ばれる層があり、主にケラチンというタンパク質からなる「角質細胞」と、その間を満たす「セラミド」(細胞間脂質)で構成されています。
角質層は細菌などの異物が皮膚に侵入するのを防ぎ、セラミドは保湿成分として皮膚の乾燥を防いでくれます。
このように、角質層は皮膚を守るバリアの役目をしてくれています。もし何らかの理由でこのバリア機能が低下すると、皮膚は乾燥してカサカサしたり外部からの刺激を受けやすい敏感な状態になってしまい、痒みを引き起こしやすくなります。

【健康的な皮膚を維持するには、たくさんの栄養が必要!】

ワンちゃん・ネコちゃんの身体のなかで、皮膚は体重の15~20%を占めるとても大きな組織です。
そして、皮膚は約3週間のサイクルで定期的に生まれ変わっています。これを皮膚の「ターンオーバー」といいます。(ちなみにヒトの皮膚のターンオーバーは約4週間と言われています。)

これらのことからも、皮膚の健康を維持するためには、たくさんの栄養素を必要とすることがわかります。実際、食事から摂取するタンパク質のなんと30%が、皮膚のために使われています。

ですから、もし栄養バランスのよくない食事を続けていると、皮膚のターンオーバーがうまくいかなくなり、バリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすい敏感な皮膚になってしまいます。バリア機能が低下すると、皮膚は感染を起こしやすくなったり、乾燥して痒みを引き起こしやすくなることがあります。

次回は、健康な皮膚とバリア機能を維持するために必要な、栄養成分のはなしをしていきます。

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